インディアンスは現在ア・リーグ中地区の2位。首位タイガースとは2ゲーム差だが、6月以降は20勝30敗と下降線をたどっています。最大の要因は主力外野手2人の離脱。右翼手で主砲の秋信守(チューシンスー)が6月下旬に左手親指を骨折し、復帰は8月下旬以降。中堅手で1番を打つサイズモアも今月21日に椎間板ヘルニアの手術を行い、復帰は9月以降となる見込み。地区優勝とプレーオフ進出には、外野手の補強は急務で福留に触手をのばしたわけです。
福留は今季、主に1番打者で出場し、27日現在で293打数80安打、打率2割7分3厘、3本塁打、13打点で、出塁率は3割7分4厘と高い。
メジャーでの不本意な成績のまま今季で4年契約が終了する福留には、来季残留にむけた大きなチャンスが舞い込んだといってよいでしょう。日本で2度の首位打者に輝いた男の本領はいつ発揮されるのでしょうか。