2011年11月21日

落合監督の花道に並ぶワースト記録

 2年連続セ・リーグのリーグ優勝を飾りながら、2年連続日本シリーズに敗退して落合監督はドラゴンズを去りました。昨年は3位のロッテに7戦目で敗退、今年は1位のホークスにやはり7戦目で敗退しました。そして、今年もワースト記録を続発させました。
 チーム打率・155は、7試合シリーズでは55年南海の・187を56年ぶりに下回るワースト新記録。7試合で34安打、9得点もワースト新記録。チーム2本塁打はワースト・タイ記録。第2戦から6試合連続本塁打なしは史上初のワースト記録となりました。
 個人では谷繁が23打数無安打に終わり、89年大石(近)の21を上回る連続打数無安打のワースト新記録となりました。また全7試合で4番のブランコが打点0。シリーズで4番打者が打点0は06年ドラゴンズ以来延べ8チーム目で、過去7チームとも敗退。4番は右の大砲、という落合イズムの皮肉な結末でした。
 17日、テレビ東京系列で午後6時から放送された日本シリーズ第5戦の視聴率は、6.7%というかってない低い視聴率を記録し、「中日対ソフトバンクじゃダメ?」という見出しがスポーツ紙に躍りました。第1戦、第2戦のテレビ視聴率も9.2、7.0という低調さでした。ただし、福岡地区では25.8、32.1で名古屋地区でも18.5、21.6ということなので首都圏と阪神圏で観る人がいなかっただけです。
 昨年、9度以上出場でV逸7度のタイ記録に並び、今年ついに出場10度目でV逸は8度目というワースト記録を樹立しました。落合監督のフィナーレは、やはりというべきでしょうか。とまれ、8年間ご苦労様でした。
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2011年10月20日

2011シーズンはサヨナラ負けで締めた

 横浜にサヨナラ負けして幕開けした2011シーズンは、広島にサヨナラ負けして幕を下ろしました。

平田、初の4番でホームラン.jpg 7回表、平田の第11号ホームランで先制したものの、8回裏、バーデンの第3号ホームランで同点に追いつかれ、9回裏、2死2塁から白浜がレフト前にはじき返してサヨナラ。負け投手はチェン。なを、先発して7回を投げた前田健は15奪三振を奪いリーグトップの阪神・能見(181)を抜いて188奪三振となりました。ともに4試合を残しており、最後まで熾烈な奪三振王争いとなりました。

 11月2日からのCSとその後の日本シリーズでは落合監督が日当支給で指揮を執ることが明らかになりました。また、退任発表後にリーグ優勝をしたのは、ヒルマン監督以来2人目となります。

※22日、能見は先発して5奪三振にとどまり、186奪三振となりました。
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2011年07月29日

福留孝介インディアンス移籍で来季につなげるか

 カブスの福留孝介外野手(34)がインディアンスにトレード移籍することを28日(日本時間29日未明)、カブスが発表しました。福留のデビュー戦は29日(同30日)のロイヤルズ戦となる見込みです。背番号は「1」から「11」に変わりました。
 インディアンスは現在ア・リーグ中地区の2位。首位タイガースとは2ゲーム差だが、6月以降は20勝30敗と下降線をたどっています。最大の要因は主力外野手2人の離脱。右翼手で主砲の秋信守(チューシンスー)が6月下旬に左手親指を骨折し、復帰は8月下旬以降。中堅手で1番を打つサイズモアも今月21日に椎間板ヘルニアの手術を行い、復帰は9月以降となる見込み。地区優勝とプレーオフ進出には、外野手の補強は急務で福留に触手をのばしたわけです。
 福留は今季、主に1番打者で出場し、27日現在で293打数80安打、打率2割7分3厘、3本塁打、13打点で、出塁率は3割7分4厘と高い。
 メジャーでの不本意な成績のまま今季で4年契約が終了する福留には、来季残留にむけた大きなチャンスが舞い込んだといってよいでしょう。日本で2度の首位打者に輝いた男の本領はいつ発揮されるのでしょうか。
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2011年05月04日

ヤクルトに8連敗して5位転落

 ドラゴンズが“鬼門”神宮で、どうしても勝てません。先発由規から2点をあげ、守護神イム・チャンヨンから1点取って追い上げを見せただけで敗れて、今季ヤクルトに5連敗目を喫してしまいました。(ヤクルトに昨年から8連敗、神宮で7連敗)読売が阪神にサヨナラ勝ちをおさめたので入れ替わって5位に下がりました。
 由規が3勝目をあげ、イム・チャンヨンが通算100セーブ目を達成しました。来日して4年目173試合目での記録到達です。韓国で168セーブをあげており日韓300セーブが視野に入ってきました。
 ドラゴンズは1―4の8回表、先頭の谷繁が四球を選び、続く代打堂上剛の二塁打で二、三塁、荒木も四球で塁を埋めたのですが、井端の二ゴロ併殺打の間に1点が入っただけでした。なを2死三塁で森野が右飛に倒れ、追い上げムードはあっという間にしぼみました。井端・森野の不甲斐無いバッティングが今のドラゴンズのチーム状態を端的に現しています。
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2011年04月28日

3日で3位に浮上

 横浜に3連勝したドラゴンズは3日前の最下位から3日で一気に3位に順位を上げました。読売がヤクルトに3連敗、阪神が広島に連敗したので、タナボタで3位が転がり込んできたのです。

2011.04.28 吉見6回投げきり初勝利.jpg

 ドラゴンズは4回に和田の第1号2ランで先制し、5回にも井端の適時打で1点を追加すると、6回には相手エラーから1点を奪って4対0で勝ちました。ドラゴンズは今季初の3連勝で、右肘手術の影響で出遅れていた吉見は、6回を投げきり2度目の登板で今季初勝利を手にしました。

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2011年04月27日

最下位交代、横浜が定位置に着く

 豊橋で行われたドラゴンズ対横浜戦で5安打のドラゴンズが1安打の横浜を1対0で下して最下位が入れ替わりました(6回降雨コールド)。最初の4試合こそ3勝1敗と好調に見えた横浜でしたが、17日からの5連敗がキッカケで定位置の最下位に早くも舞い戻りました。弱い投手力の前に15本塁打53点の攻撃力が空回りして、弱い横浜に戻ってしまいました。
 一方のドラゴンズは投手力は十分なのですが、チーム打率.203、6本塁打、24点と横浜の半分以下の攻撃力では横浜の上に上がったと言って喜んでばかりはいられません。上位4チームは今のところ投打の調子が良いだけに、追い上げてゆくにはチーム力の差を感じざるをえません。

2011.04.27 山内壮馬プロ初完封.jpg

 山内壮馬がプロ初完封勝利をあげました。今季初勝利、通算3勝目となります。
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2011年04月21日

4月中は勝てそうもないドラゴンズ

 神宮球場でデーゲームでヤクルトと対戦をしたドラゴンズは3連敗を喫して、2004年5月以来の7年ぶりの単独最下位に沈んでしまいました。第1戦7回から21イニングス連続無得点を続けている貧打線は、荒木、井端、和田、ブランコ、グスマンの主力5選手が打率1割台に低迷し、チーム打率も・199と遂に2割を切ってしまいました。
 しかし、「いい薬じゃねぇの。最悪10連敗を想定してたんだ。2勝6敗だろ。2つ勝ちゃ御の字じゃないか」と落合監督は、2年ぶりの借金4にも平然とした様子だったと報じられています。
 吉見が戻ってきたとはいえ、ネルソンを軸に回転させる先発投手陣はいかにも手薄感が否めません。リリーフ陣も、浅尾の前後を河原がフル回転というのも薄氷感が漂います。岩瀬がセーブがダメならホールド狙いというのも困った現象です。
 そんなこんなで今月は何も期待できそうもありません。
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2011年04月12日

2011開幕は横浜にサヨナラ負け

 震災の影響で平日デーゲーム開幕となった2011シーズンは4対5とサヨナラ負けでした。

 0対3と先制された4回表、荒木、井端、森野の3連打で満塁として、和田ライトフライで1点。グスマンがレフトへ来日第1号3ランで4対3と逆転。安打が続いたのはこの回だけで、終わってみれば11安打の横浜に対して6安打にとどまりサヨナラ負けを呼び込んでしまいました。

2011.04.12 グスマン来日初ホームラン.jpg 4回表、グスマン

 1点を追う横浜は6回裏、森本の犠飛で同点とし、9回には浅尾から吉村があわやホームランというレフトフェンス直撃2塁打、代打・金城がたたきつける2塁内野安打で1死1,3塁とチャンスをつくると、代打・内藤がセンター前に抜けるタイムリーを放ち試合を決めました。横浜の開幕勝利は8年ぶりです。
 昨年、11.7の12回表に力尽きて負け投手になった浅尾が、悪夢から醒めていないようで気がかりです。

 各地の観客動員数は、宇部11561人、横浜14736人、京セラ18283人、千葉22525人、札幌38968人、甲子園45643人でした。
posted by dora-dora at 20:47| Comment(1) | TrackBack(5) | 2011シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする